初心者におすすめのバイクコーティング専門店5選を価格相場とともに解説
バイク初心者の中には、ガラスコーティングの価格相場が分からず困っている方もいらっしゃるでしょう。
また車に比べてボディ面積が狭いバイクに対して、コーティングが必要なのか疑問に思っている場合もあるかもしれません。
本記事では、バイクコーティングの必要性や種類別のバイクコーティングの価格相場について解説します。
さらに、これからバイクコーティングをするか検討している方に向けて、バイクコーティングにかかる費用を抑える方法やおすすめのバイクコーティング専門店をご紹介します。
バイクにはコーティングは必要?
コーティングには費用がかかるため、「本当に必要なの?」と考えることもあるでしょう。
結論から言うと、バイクの劣化を防ぐためにコーティングは必要です。
コーティングによってバイクの塗装面を保護することで、紫外線や雨、汚れからバイクを守ります。
特に屋外に駐車する場合、紫外線や雨風の影響を軽減するために、コーティングをしておく必要があるでしょう。
また、コーティングを施すことで汚れが落としやすくなり、日常的な手入れもラクになります。
その結果、バイクの美しさを長く保つことができ、将来売却することになったときにも有利に働きます。
コーティングを選ぶ基準
コーティングを選ぶ際の基準はいくつかあります。
たとえば、「コーティングの種類」に注目するとよいでしょう。
代表的なバイクコーティングの種類として「ポリマーコーティング」や「ガラスコーティング」などがあげられます。
種類によって、耐久性や仕上がりのほか、価格相場も異なります。
また、「施工する専門店」もコーティングを選ぶ際の重要なポイントの一つです。
料金や仕上がりが店舗ごとに異なるため、近隣の専門店を比較して、自分に合った店を見つける必要があります。
バイクコーティングの価格相場
バイクコーティングでは、どの程度の費用がかかるのか気になることも多いでしょう。
代表的なコーティング方法である「ポリマーコーティング」と「ガラスコーティング」、「セラミックコーティング」の価格相場について、お伝えします。
ポリマーコーティングの場合
ポリマーコーティングは、フッ素やシリコンなどの高分子化合物を塗装面に塗布するコーティング方法で、比較的安価に施工できます。
価格相場は以下のとおりです。
- 軽自動車クラス:2万円〜3万円
- 小型車:3万円〜4万円
- 大型車:4万円〜5万円
ポリマーコーティングのメリットは、手軽に施工できることです。
市販のコーティング剤を使えば、自分で簡単にコーティングできます。
ただし、耐久性は短く、3〜6か月ごとに施工し直す必要があります。
また、ガラスコーティングに比べると、油脂系の汚れがつきやすく、洗車時の汚れ落ちの点で劣るのがデメリットです。
ガラスコーティングの場合
ガラスコーティングは、車の塗装面に硬い被膜を形成することで、美しい光沢を保つ高性能なコーティング方法です。
ポリマーコーティングと比較して、傷がつきにくく、耐久性が高いのが特徴です。
3〜5年と寿命が長く、塗装面を紫外線や汚れから保護します。
さらに、油性の汚れがつきにくく、洗車時に汚れが簡単に落ちるため、メンテナンスも楽になります。
ただし、ポリマーコーティングに比べて施工費用が高いのがデメリットです。
ガラスコーティングの価格相場は以下のとおりです。
- 軽自動車クラス:4万円〜7万円
- 小型車:5万円〜9万円
- 大型車:6万円〜13万円
セラミックコーティングの場合
セラミックコーティングは、近年人気が高まっている高性能なコーティング方法です。
セラミックは無機化合物で構成されており、硬度が非常に高いのが特徴です。
耐久性に優れており、ガラスコーティングでは防げない、酸性雨や鳥のフンによる化学的なダメージからも車体を保護します。
また、一度塗装すると自然劣化しにくく、5〜7年程度は効果が持続するでしょう。
施工費用が高めではあるものの持続性が高いため、トータルコストで考えるとお得なコーティング方法と言えるかもしれません。
- 軽自動車クラス:10万円〜15万円
- 小型車:15万円〜20万円
- 大型車:17万円〜25万円
バイクコーティングでボディ以外にかかる価格相場
バイクコーティングでは、ボディ以外にもコーティングすべき箇所として、ホイールがあります。
ホイールもボディと同様、紫外線や汚れの影響を受けやすいため、コーティングすることで色あせや変色を防ぐことができます。
また長時間走行において熱ダメージからホイールを守ることができるのも大きなメリットです。
ホイール2本あたりの施工価格の相場は下記を参考にしてください。
- ガラスコーティング:5千円〜1万円
- セラミックコーティング:1万円〜1万5千円
バイクコーティングにかかる費用を抑える方法
バイクコーティングは定期的に再施工が必要となるため、できるだけ費用を抑えたいところ。
バイクコーティングにかかる費用の抑え方について、解説します。
納車後すぐに専門店に持ち込む
バイクコーティングを安く済ませたいなら、納車後すぐに専門店に持っていくようにしましょう。
新車が納車された直後は、塗装面がまだきれいな状態ですが、時間が経つと鉄粉や花粉、排気ガスなどの汚れが付着してしまいます。
汚れが付着すると、コーティングをする前に下地処理としてクリーニングや磨き作業が必要となり、追加で3〜5万円の費用がかかってしまいます。
納車後すぐに専門店に持ち込めば、この下地処理が不要となるため、コーティング費用を安く抑えられるでしょう。
キャンペーンを利用する
多くのコーティング専門店では、期間限定の割引キャンペーンや特別価格を提供していることがあります。
そういったキャンペーンをうまく利用すれば10%〜20%、場合によっては50%の割引を受けられることも。
キャンペーンを見逃さないように専門店のホームページを定期的にチェックしておきましょう。
また、ウェブからの申し込みで割引が適用されるケースもあるため、電話で予約する前にオンライン申し込みの特典がないか確認することも大切です。
相見積もりをとる
バイクコーティングの費用を抑える方法として、相見積もりをとるのもおすすめです。
複数のコーティング専門店に見積もりを依頼し、価格やサービス内容を比較することで、適正価格でサービスを受けられる可能性が高くなります。
施工費用だけではなく、コーティング剤の種類や下地処理の内容、施工の実例などを確認することが大切です。
また、相見積もりをとることで、価格交渉をしやすくなるでしょう。
初めてでもおすすめのバイクコーティング専門店
初めてバイクコーティングをする方は、どの専門店に依頼すればよいか迷う場合もあるかもしれません。
ここからは、初めてコーティングの依頼をする方におすすめのバイクコーティング専門店を5つご紹介します。
BB商会バイク洗車センター
BB商会バイク洗車センターでは、2度塗りのコーティング施工を徹底しています。
スプレーガンでマフラーやホイール、細部までしっかりとコーティングしたのち、2度目のコーティングでは手塗りで塗装面をさらに強化します。
1年持続するスペシャルコースや、3年持続するプレミアムコースなど、ニーズに応じたプランを選べるのも魅力的です。
コーティング後も洗車サービスを利用できるので、初めての方でも安心して任せられる専門店と言えるでしょう。
キーパーコーティング
キーパーコーティングの大きな特徴は、塗装を研磨することなく、美しいツヤを出すことができる点です。
従来のコーティングでは、塗装を研磨してからコーティングを行うため、塗装にダメージが生じることがありました。
しかし、キーパーコーティングは、研磨を行わずに独自のガラス被膜を使用して、コーティングだけで美しいツヤを表現します。
さらに、ガラス被膜の上からレジンの膜を施すことで、傷や水シミから長期間バイクを守ります。
研磨によるダメージを減らして、高品質な仕上がりを求めるなら、キーパーコーティングがおすすめです。
クォーツ
「クォーツ」では、完全無機質のパーヒドロポリシラザンを使用した高耐久なガラスコーティングを取り扱っています。
紫外線や酸性雨といった外的要因による塗装の劣化をしっかりと防ぎ、バイクの美観を長期間保護します。
また、つや感も重視したい方には、超撥水トップコートを追加した「クォーツRD(レインダンス)」がおすすめです。
ARAWZANS
フッ素系コート剤とガラス系コート剤の2種類を使用しており、ニーズに合わせたメニューを提供しているのが「ARAWZANS」です。
施工時間が短く、コストも抑えられているため、初めてのコーティングにぴったりの専門店と言えるでしょう。
手軽に光沢を出したい場合は、フッ素系コート剤のみを使ったリーズナブルな「ARAWZANS 90」、より高い耐久性と美しいつや感を求めるなら「ARAWZANS 365」や「ARAWZANS α」がおすすめです。
G’ZOX
「G’ZOX」は、ケミカル製品を販売するソフト99のガラス系コーティングブランドで、長年の研究に基づき、優れたつや感、防汚性、耐久性、撥水性をバランス良く両立しています。
世界的にも展開される信頼性の高いコーティング専門店です。
「リアルガラスコート classM」は、光沢を重視したい方にぴったりで、鮮やかなつやを提供します。
また、「リアルガラスコート classR」は、撥水性を重視する方におすすめです。
多彩なコーティング剤が揃っているため、希望に合わせて選ぶことができます。
バイクのガラスコーティングの価格相場は、4万円〜13万円程度
専門店でバイクのガラスコーティングを施工する場合、4万円〜13万円が相場となります。
持続性が劣っても安く済ませたい場合にはポリマーコーティング、ガラスコーティングより高価になってでも高性能を求める場合には、セラミックコーティングもおすすめです。
コーティングにかかる費用を抑えるためには、納車後すぐに専門店に持ち込むようにして、キャンペーンを利用しつつ、複数の専門店から相見積もりをとることが大切です。
バイク洗車おすすめガイドでは、洗車とコーティングに分けておすすめ業者を紹介しています。
大切なバイクをキレイに保ちたい方は、ぜひ参考にしてください。