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公開日 2024.07.31 更新日 2024.12.18

バイク洗車後のワックスがけは必要?種類ごとの特徴からかけ方の基本

バイクに乗っている方に向けて、バイク洗車後のワックスがけについて解説します。

 

大切にしているバイクは、正しくメンテナンスをしたいものでしょう。
しかし「洗車後にワックスをかけるべき?」「コーティングをしてもワックスは必要?」と悩む方も多くいらっしゃいます。

 

そこで今回の記事では、ワックスとコーティングの違いから必要性、ワックスの種類、かけ方の基本まで、ワックスに関する知識を幅広く解説。
参考にしていただければ、バイク洗車後のワックスの扱い方がわかり、愛車により長く乗り続けられるようになるはずです。

 

ワックスとコーティングの違いとは

「ワックス」と「コーティング」の違いとは、成分や持続期間にあります。
それぞれの違いについて、簡単にまとめてみました。

 

ワックス コーティング
成分
  • ロウ
分子結合による被膜
持続期間 約1か月 【簡易ガラスコーティング】

数週間~半年ほど

【本格ガラスコーティング】

数年間

特徴
  • 濡れたような艶が出る
  • 水分によって流れてしまいやすい
  • 汚れがつきにくくなる
  • 塗装への保護

 

以上のようにワックスとコーティングは、いずれもバイクの表面に艶を出す点では同じです。

 

しかし成分が異なり、ワックスに比べてコーティングの方が持続期間の長いことが特徴と言えます。
ワックスは洗浄や雨などの水分で流れ出してしまいやすいため、コーティングの方が効果の持続性があることがほとんどでしょう。

 

関連記事:バイクの「ワックス」と「コーティング」の違いとそれぞれの特徴

 

バイクの洗車後にワックスの使用が重要な理由

それではバイク洗車後に、ワックスの使用が大切であるとされている理由について見ていきましょう。
コーティングではなくワックスが重視される背景には、次の2つの理由があります。

理由①:錆びを予防できる

まずは錆びを予防できるようになることです。
ワックスの中には錆びを予防する効果のあるものがあり、ボディを美しく保つために役立ちます
また研磨剤が含まれている製品であれば、ワックスを塗るだけで小さな錆が消えることもあるでしょう。
バイクの表面に出てくる錆を予防したり、改善できたりすることから、洗車後にはワックスをかけることが推奨されています。

 

理由②:光沢を維持できる

2つ目の理由は、ボディの光沢を維持しやすくなることです。
艶出し効果のあるワックスを塗るとボディが美しく見えるだけでなく、汚れも付着しにくくなり美しさが持続しやすくなります。
光沢が出ることによって汚れも落としやすくなり、バイクの劣化予防に役立つでしょう。

 

研磨剤が含まれているワックスであれば、錆びだけでなく小さな傷も消し去ってくれるはずです。
小さな傷がなくなれば、ワックスによる光沢効果以前に、ボディそのものも美しく見えるようになります。

 

関連記事:バイクに乗っている方に向けて、バイク洗車後のワックスがけについて解説します。

 

大切にしているバイクは、正しくメンテナンスをしたいものでしょう。

しかし「洗車後にワックスをかけるべき?」「コーティングをしてもワックスは必要?」と悩む方も多くいらっしゃいます。

 

そこで今回の記事では、ワックスとコーティングの違いから必要性、ワックスの種類、かけ方の基本まで、ワックスに関する知識を幅広く解説。

参考にしていただければ、バイク洗車後のワックスの扱い方がわかり、愛車により長く乗り続けられるようになるはずです。

 

ワックスとコーティングの違いとは

「ワックス」と「コーティング」の違いとは、成分や持続期間にあります。

それぞれの違いについて、簡単にまとめてみました。

 

ワックス コーティング

成分

ロウ

分子結合による被膜

持続期間 約1か月

【簡易ガラスコーティング】

 

数週間~半年ほど

 

【本格ガラスコーティング】

 

数年間

 

特徴

濡れたような艶が出る

水分によって流れてしまいやすい

汚れがつきにくくなる

塗装への保護

 

 

以上のようにワックスとコーティングは、いずれもバイクの表面に艶を出す点では同じです。

 

しかし成分が異なり、ワックスに比べてコーティングの方が持続期間の長いことが特徴と言えます。

ワックスは洗浄や雨などの水分で流れ出してしまいやすいため、コーティングの方が効果の持続性があることがほとんどでしょう。

 

バイクの洗車後にワックスの使用が重要な理由

 

それではバイク洗車後に、ワックスの使用が大切であるとされている理由について見ていきましょう。

コーティングではなくワックスが重視される背景には、次の2つの理由があります。

 

理由①:錆びを予防できる

まずは錆びを予防できるようになることです。

ワックスの中には錆びを予防する効果のあるものがあり、ボディを美しく保つために役立ちます。

また研磨剤が含まれている製品であれば、ワックスを塗るだけで小さな錆が消えることもあるでしょう。

バイクの表面に出てくる錆を予防したり、改善できたりすることから、洗車後にはワックスをかけることが推奨されています。

 

理由②:光沢を維持できる

2つ目の理由は、ボディの光沢を維持しやすくなることです。

艶出し効果のあるワックスを塗るとボディが美しく見えるだけでなく、汚れも付着しにくくなり美しさが持続しやすくなります。

光沢が出ることによって汚れも落としやすくなり、バイクの劣化予防に役立つでしょう。

 

研磨剤が含まれているワックスであれば、錆びだけでなく小さな傷も消し去ってくれるはずです。

小さな傷がなくなれば、ワックスによる光沢効果以前に、ボディそのものも美しく見えるようになります。

 

関連記事:洗車でバイクは錆びる?錆びを防ぐための正しい洗い方とポイント

バイクの洗車後に使用するワックスの種類

バイクの洗車後にワックスを使用することには、ボディを美しく見せたり、劣化を防いだりする効果が期待できます。
それでは洗車後に使用するワックスとは、どのようなものを選ぶべきでしょうか?
ワックスには主に次の4種類があり、特徴を把握し、目的にあった製品を選ぶことが大切です。

種類①:固形ワックス

まずはバターのように固まった形状の「固形ワックス」です。
ヤシの実から採取される油脂と、植物油、石油系溶剤をブレンドしたもので作られています。
他のワックスに比べて、光沢が出やすいことが特徴です。

 

一直線に塗った後に、スポンジなどで全体に伸ばし、その後に拭き上げる塗り方が一般的。
注意したいことは、シートの部分に固形ワックスが付着すると、取りにくくシミになってしまうことがあることです。
多少使いにくくても、光沢を優先したい方には固形ワックスをおすすめします。

 

種類②:液体ワックス

「液体ワックス」は、固形ワックスに比べて柔らかいため塗りやすいことがメリットです。
洗浄剤が含まれているものが多く、洗浄とワックスがけの両方を同時にできるため手軽でしょう。
中には研磨剤が含まれているものもあります。

 

ただし研磨剤が含まれていると、ボディに傷を付けてしまう可能性があることも忘れないでください。
仕上げはできるだけ柔らかいタオルで拭くようにしましょう。

 

種類③:スプレーワックス

「スプレーワックス」とは、スプレーで吹き付けた後にタオルで拭き取るか洗い流すことでワックス効果を得られるものです。
スプレータイプなので手が届きにくいところや細かな部分にもワックス剤を付着させやすいことがメリット
また水洗いをしなくても使える製品もあるため、洗浄をせずにワックスだけかけたいときにも便利です。

 

使い勝手の良さや手軽さを求めるのであれば、スプレーワックスを試してみてはいかがでしょうか。

 

種類④:クリームワックス

最後にご紹介する「クリームワックス」とは、界面活性剤で汚れを落として、光沢を出すことを目的としたワックスです。
ただし中には研磨剤が含まれているものもあり、錆や頑固な汚れへの効果も期待できます。

 

原料は固形ワックスにも使われているヤシの実から採取された油脂であり、強い光沢が出ることが特徴です。
固形ワックスはワックスがけに手間がかかります。
より手軽に光沢を出したいと思われるなら、クリームワックスから始めてみることをおすすめします。

 

バイクの洗車後にワックスを使用する流れ

それではバイクの洗車後にワックスを使用する流れについて見ていきましょう。

【ワックス使用の流れ】

  1. まずは洗車をして砂や埃などの汚れを落とす
  2. 柔らかなタオルで拭いて水分を拭い取る
  3. タオルやスポンジにワックス剤をつける
  4. ワックス剤を薄く塗り拡げる
  5. 新しく柔らかなタオルで拭き上げて磨く

おおまかな流れは上記のとおりです。
ワックスがけの方法は、ワックスの種類により変わります。
たとえば固形ワックスであればタオルで塗り拡げなければなりません。
しかしスプレータイプであれば、シュッと一吹きして泡を拭き取るだけでワックスがけができます。

 

ワックスがけをするときは、ボディに傷がつかないよう砂埃の多いところを避け、柔らかなタオルを用いるようにしてください。
また炎天下でのワックスがけは、塗りムラやシミの原因になるため日陰で行いましょう
以上のような基本的な使い方と注意点を守って、ワックスがけをすることが最大のポイントです。

 

バイク洗車後のワックスは種類によって適切な使用を

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、バイク洗車後のワックスがけについてご理解いただけたと思います。

 

ワックスはコーティングとは違い持続期間が短いものの、錆びを予防したり、光沢を与えたりする効果があるものです。
使い方はそれぞれのワックスの種類によりますが、洗浄後に説明書に従って塗って拭き上げるだけで効果が期待できます。

 

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