バイク洗車でのホイールメンテナンスの方法と洗浄が必要な理由
バイクに乗っている方に向けて、バイク洗車でのホイールメンテナンスについて詳しく解説する記事です。
バイクを洗車する際に「ホイールはどうすればいいのか?」「どうすれば綺麗になるのか?」と疑問に思われることはありませんか?
ホイールは汚れが付着しやすい部分ですが、どうすれば綺麗になるのか、と悩む方も少なくありません。
そこで今回の記事では、バイク洗車におけるホイールメンテナンスの方法についてご紹介します。
参考にしていただければ、洗車のときにバイクホイールをどうするのが正しいのかご理解いただけるはずです。
バイク洗車においてホイールを洗う理由とは?
バイク洗車においてホイールを洗う理由は、いちばん汚れが落ちにくい部分であるためです。
ホイールは泥や砂などの汚れが多く付着しており、他の部分と同じようにスポンジでこすってもなかなか汚れが落ちないもの。
そのため専用の溶剤を使って、別で洗うと綺麗になります。
洗車をしてもホイールだけが汚れたままだと目立ってしまうものです。
ホイールを洗浄したりコーティングしたりすると、バイク全体の美しさが格上げされるでしょう。
バイクホイールを洗う際に必要なもの
それではバイクホイールを洗う際に、必要となるものを見ていきましょう。
洗車を始める前に、ホイールのメンテナンスに必要となるものをあらかじめ準備しておくと効率的です。
必要なもの①:バイクスタンド
まずはバイクスタンドを用意してください。
スタンドを使用すると、バイクホイール以外の部分のメンテナンスもしやすくなります。
オイル交換にも役立つため、ひとつ準備しておくと役立つはずです。
必要なもの②:スポンジ・ブラシと洗剤
バイクの洗車に欠かせないものがスポンジ、ブラシ、洗剤の3つです。
スポンジは柔らかいものを使用すると、ホイールに傷がつきにくくなります。
ボディ用と足回り用の2つを用意しておくと、ボディに砂や埃による摩擦傷がつきにくくなりおすすめです。
そして細かな部分を洗う際にはブラシが役立ちます。
豚毛ブラシは汚れをかき出しやすく、バイクに乗る人であれば1本は用意しておきたいもの。
硬いブラシで力を入れて擦ると、ボディに傷が付いてしまいます。
スポンジとブラシは柔らかなものを準備して、洗剤を使用してバイクを洗車するようにしてください。
必要なもの③:ゴム手袋とウエス
続いて準備しておきたいのは、ゴム手袋とウエスです。
ウエスは洗車後の水分を拭ったり、ワックスを塗り拡げたりするために欠かせません。
ゴム手袋はなくても構いませんが、手荒れを防ぎたい方は準備しましょう。
ホイール周辺を触ると手を切ってしまうこともあるため、ゴム手袋はあるに越したことはありません。
必要なもの④:コーティング剤
ホイールも含めた洗車後のバイクをより美しくするために、コーティング剤も準備しておきたいものです。
コーティング剤を塗布すると、傷がつきにくくなり、見た目も美しくなります。
洗車を済ませた後に、きれいに水分を拭ってから使うものです。
塗布する際には薄く広げるように塗りましょう。
関連記事:バイクコーティングは必要か|早めに施工しておきたい3つの理由
バイクホイールの洗い方
バイク洗車でホイールも洗う際には、ちょっとしたコツがあります。
正しい洗い方をあらかじめ知ったうえで、洗車を行うとより効率的です。
STEP1:バイクスタンドで固定する
まずはバイクをスタンドで固定しましょう。
もしあればメンテナンススタンドで固定しても構いません。
メンテナンスキットの中に入っているスタンドでも良いでしょう。
スタンドを使うと後輪を浮かせられ、バイク洗車時のホイールメンテナンスが行いやすくなります。
バイクスタンドで固定してからメンテナンスを始めてください。
STEP2:水洗いをする
ホイールを洗浄する前に、バイク全体を水で洗車します。
ボディ全体の砂や埃を落とすように、しっかりと全体を濡らしましょう。
特にホイール部分には砂や埃、土などが入っていることが多いものです。
水洗いをしてある程度汚れを落としておかないと、ホイールに傷が入ってしまいます。
水をかけるときは、「上から」「前から」を心がけてください。
STEP3:ブラシ・スポンジと洗剤で磨く
水洗いが終わったら、洗剤をかけてブラシやスポンジで磨きます。
磨くときも傷がついてしまう可能性があるため、優しくやわらかに磨くことが大切です。
バイクホイールの洗車では、最初に全体に洗剤をつけて、乾燥する前にブラシで汚れを擦り落とします。
スポーク部分の凹んでいるところやホイールハブまで、かけ残しがないように洗剤を塗布するようにしましょう。
STEP4:すすいでからウエスで拭きあげる
磨き終わったら洗剤を水で十分に流してから、ウエスで拭きあげます。
ホイールをすすぐ際には、回転させながら全体の洗剤を洗い落とすようにすることがポイント。
すべての洗剤を完全に洗い流せるようにしてください。
そして洗い流し終わったら、やわらかなウエスで拭き上げましょう。
固くゴワゴワとしたタオルだと傷がついてしまう恐れがあります。
ウエスに砂や埃がついていた場合も同様です。
マイクロファイバーのようなやわらかなウエスを、綺麗に洗濯した状態で使えば傷がつきにくくなります。
STEP5:コーティングする
ウエスで水分を完全に拭き上げたら、コーティング作業に入ります。
コーティング剤をかけるときに注意したいことは、タイヤやディスクローターにかからないようにすることです。
ホイールを狙ってコーティング剤をかけたら、クロスで薄く、広く塗り拡げるようにします。
クロスで塗り拡げ終わったら、同じ布でスポーク部分も拭いておきましょう。
バイク洗車ではホイールも丁寧にメンテナンスを
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、バイク洗車におけるホイールのメンテナンスについてご理解いただけたと思います。
ホイールはバイク本体の中でも、特に汚れやすい部分です。
洗車の際には丁寧に、少し手間をかけてメンテナンスをしてあげるとバイクを美しく維持できます。
しかしメンテナンスに自身がない方、時間をかけていられない方もいらっしゃるでしょう。
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