マンションでバイクを洗車するときに注意したい点とおすすめ洗車道具
マンションでバイクを洗車するときは、さまざまな点に気をつける必要があります。
配慮を怠ると、管理組合や近隣住民とトラブルになるため注意が必要です。
ここでは、洗車で注意したい点、トラブルなく洗車を行うため意識したい点を解説するとともに、マンションでの洗車に活用できるアイテムを紹介しています。
以下の情報を参考にすれば、どのように洗車を行えばよいかがわかるはずです。
愛車をきれいな状態にしたい方は、参考にしてください。
マンションでバイクの洗車を行う際の注意点
マンションでバイクを洗車するときは、次の点に注意が必要です。
関連記事:【バイク】洗車の基本的な手順と洗車時に気をつけたい7つのポイント
注意点①水道を勝手に使用しない
マンション内のスペースは、専有スペースと共有スペースにわかれます。
簡単に説明すると、専有スペースは、住人が生活している部屋といえるでしょう。
共有スペースは、専有スペース以外のスペースです。
具体的には、エントランス、エレベーター、中庭、駐車場、ゴミ置き場などを指します。
共有スペースに設けられた水道は、原則として個人的な都合で利用できません。
すべての入居者のために設けられている設備だからです。
清掃用、水やり用など、用途があらかじめ定められているケースもあります。
勝手に使用すると、トラブルに発展することがあるため注意が必要です。
注意点②共用スペースを汚染しない
洗車時に、共有スペースを汚さないことも大切です。
共有スペースは、すべての利用者が共同で利用する場所だからです。
個人的な都合で汚すことはできません。
洗車をすると、泥が混じった水や飛び散ったシャンプーなどで周囲を汚してしまうことがあります。
気づかずに立ち去ると、マンション内で大きな問題になることもあるでしょう。
マンションで洗車する場合は、共有スペースを汚さない対策が求められます。
注意点③他の入居者とトラブルが発生しないようにする
他の入居者とのトラブルにも十分な注意が必要です。
マンションで洗車をすると、飛び散った水やシャンプーで、他の入居者のバイク、クルマ、自転車を汚してしまう恐れがあります。
また、通りかかった入居者に水をかけてしまったり、洗車後にできた水たまりで入居者を汚してしまったりすることも考えられるでしょう。
洗車で他の入居者へ被害を与えると、当事者からクレームを受けることや管理組合、管理会社から注意をうけることがあります。
ケースによっては、損害賠償を求められるかもしれません。
このようなトラブルに発展しないように、気をつけることが大切です。
マンションでバイクの洗車を行う際のポイント
続いて、マンションで洗車を行う際に意識したいポイントを解説します。
ポイント①不動産会社や大家さんに確認を取る
ここまでの説明でわかるとおり、マンションでバイクの洗車を自由に行うことはできません。
個人的な都合で勝手に水道を使ったり、洗車を行ったりすると、トラブルに発展する恐れがあります。
したがって、洗車の前に不動産会社や大家さんから許可を取っておくことが大切です。
残念ながら、マンションの中には洗車をNGとしているところがあります。
許可をとれない場合は、コイン洗車場や専門業者を利用するなど、他の方法を検討しなければなりません。
一方で、マンションの中にはあらかじめ洗車スペースを設けているところもあります。
このような物件を選んでおけば、バイクの洗車場所で悩むことはなくなるでしょう。
バイク中心の生活を送っている方は、物件選びの段階から、対策を講じておくとよいかもしれません。
ポイント②周囲に迷惑がかからないようにマナーを守る
不動産会社や大家さんから許可をとれたからといって、マンション内で自由に洗車を行ってよいわけではありません。
周囲に迷惑がかからないように、マナーを守ることが大切です。
この点を意識しておかないと、クレームを受けて、マンション内での洗車が禁止になってしまうことも考えられます。
ポイントは、洗車で使用するスペースを汚さないこと、汚した場合は元の状態に戻しておくことです。
たとえば、洗車でできた大きな水たまりをそのままにしておく、洗車で使用したシャンプーを流さずに立ち去るなどはマナー違反といえるでしょう。
他の入居者の生活を妨げる恐れがあります。
洗車で水を使用する場合は、排水設備の近くを利用すると片付けが楽になります。
周囲に迷惑をかけにくい洗車場所、洗車方法を模索することが大切です。
ポイント③水なし洗車を行う
マンションの水道を利用できない場合や水を使用できるスペースを確保できない場合は、水なし洗車を行うとよいかもしれません。
水なし洗車は、名称の通り、水を使用しない(またはほとんど使用しない)洗車方法です。参考に、基本的な手順を紹介します。
【用意する洗車道具】
- マイクロファイバークロス(2枚)
- 水なし洗車用のシャンプー
【水なし洗車の手順】
- マイクロファイバークロスで優しくはたいてバイクに付着している大きな汚れを落とす
- 水なし洗車用のシャンプーをバイクに吹きかけて汚れを浮かせる
- 別のマイクロファイバークロスで優しく拭き上げる
便利な洗車方法ですが、汚れが付着した状態でバイクを拭くため、洗車キズがつきやすいと考えられています。
傷の原因になる泥汚れや砂汚れが目立つ場合は、他の洗車方法を検討するほうがよいでしょう。
関連記事:バイク洗車後のワックスがけは必要?種類ごとの特徴からかけ方の基本
マンションでバイクの洗車を行う際におすすめのアイテム
ここからは、マンションでの洗車に活用できるおすすめのアイテムを紹介します。
アイテム①ポータブルシャワー
ポータブルシャワーがあれば、水道を使用できない環境でも水を使った洗車が行えます。
ポータブルシャワーは、持ち運びできる携帯用のシャワーといえるでしょう。
具体的な構造は製品で異なりますが、水を注いでからハンドルを上下させて(加圧)レバーを押せばシャワーがでる製品などが登場しています。
シャワーヘッドが小さいものを選べば、細部までしっかりと洗い流せます。
アイテム②水タンク
水をたっぷりと使用したい方は、水タンクも用意しておくとよいでしょう。
水を入れてから洗車スペースへ運んでおけば、その場でポータブルシャワーへ給水できます。
移動、運搬の手間を省けるため、作業効率を高められます。
必要量を確保できれば、水タンクはバケツでも代用可能です。
まずはポータブルシャワーで洗車を行い、必要性を検討してみてはいかがでしょうか。
マンションでのバイク洗車には許可が必要
ここでは、マンションにおけるバイクの洗車について解説しました。
マンションの共用スペース、共用スペースに設置されている水道は勝手に使用できません。管理会社などの許可をとってから洗車を行うことが大切です。
許可をとれた場合も、マナーを守る必要があります。
水道を使用できないときは、水なし洗車を行ったり、ポータブルシャワーを活用したりするとよいでしょう。
あるいは、洗車の専門業者に相談することもおすすめです。
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