バイクはどこで洗える?洗車に利用できる場所5選とそれぞれの特徴
「バイクの洗車はどこで行えばよいの?」「具体的な選択肢を教えて欲しい」などと考えていませんか。
利用できる洗車場所を見つけられず、困っている方もいるでしょう。
バイクの洗車は、コイン洗車場、洗車専門店、自宅などで行えます。
ここでは、バイクの洗車に活用できる場所とそれぞれの特徴を解説しています。
さらに、水を使えないときの洗車方法も紹介しています。
以下の情報を参考にすれば、バイクをどこで洗車すればよいかがわかるはずです。
お困りの方は参考にしてください。
バイクの洗車はどこで行えるのか
バイクの洗車は、さまざまな場所で行えます。主な候補は以下のとおりです。
【洗車できる場所】
- コイン洗車場
- ガソリンスタンド
- バイクの洗車専門店
- 自宅
- 親族や友人の家
それぞれの特徴を解説します。
洗車できる場所①コイン洗車場
安価な料金(通常は硬化で支払える料金)を支払えば誰でも利用できる洗車場です。
クルマ用と思われがちですが、基本的にはバイクも利用できます。
コイン洗車場の主なメリットは次のとおりです。
【メリット】
- 洗車に必要な道具を利用できる(貸出、または購入)
- 24時間営業しているところがある
- 洗車についてスタッフに相談できるところがある
一般的なコイン洗車場は、以下の設備を備えています。
【設備】
- 門型洗車機
- 高圧洗浄機
ただし、バイクは門型洗車機を利用できません。
水道の横などに設けられた手洗い用のスペースを利用することになります。
高圧洗浄機の使用もおすすめできません。
水圧が高いため、パーツ内に水が侵入したり塗装が剥がれたりする恐れがあるためです。
手洗いが原則のバイクは、洗車用の設備というより洗車用のスペースを借りるイメージになることがあります。
洗車できる場所②ガソリンスタンド
ガソリンスタンドも、バイクの洗車に利用できる施設としてあげられます。
ただし、ほとんどは、セルフ洗車用にスペースを貸出ているのみです。
また、すべてのガソリンスタンドが、バイクの洗車(スペースの貸出)に対応しているわけではありません。
「門型洗車機があればバイクも利用できる」と考えるかもしれませんが、この設備だけで対応を判断することはできません。
前述の通り、クルマを対象とする洗車用の設備だからです。
具体的な対応は、個別の確認が必要です。
洗車できる場所③バイクの洗車専門店
バイクの洗車は、想像以上にデリケートな作業です。
また、クルマに比べると、洗車できる場所も限られています。
できればプロに任せたいと考えている方もいるでしょう。
このようなニーズに応えるサービスとして、バイクの洗車専門店が登場しています。
洗車専門店の主なメリットは次のとおりです。
【メリット】
-
- 洗車の手間がかからない
- 洗車のプロがバイクの汚れを徹底的に落としてくれる
- 洗車キズや水垢がつきにくい
- 洗車と一緒にコーティングを行える
専門の設備、技術を用いて洗車するため、バイクをピカピカにできます。
また、コーティングをすれば、メンテナンスの手間も省きやすくなります。
バイクをきれいな状態に保ちたい方におすすめです。
ただし、セルフ洗車よりも費用がかかります。
サービス内容と費用を確かめてから利用しましょう。
洗車できる場所④自宅
一定のスペースと水道を確保できれば、自宅でもバイクを洗車できます。
自宅で洗車する主なメリットは次のとおりです。
【メリット】
- 好きなタイミングで洗車できる
- 好きな洗車道具を使用できる
- 洗車料金がかからない
ただし、デメリットがないわけではありません。以下の点に注意が必要です。
【デメリット】
- ある程度のスペースが必要
- 洗車道具を用意しなければならない
- 近隣住民や通行人に気を配る必要がある
誰でも自由に自宅でバイクを洗車できるわけではありません。
駐車スペースや水道設備がない場合は、洗車をできないケースが多いでしょう。
近隣住民や通行人とトラブルに発展する恐れがある点にも注意が必要です。
洗車できる場所⑤親族や友人の家
許可をとれれば、親族や友人の家でもバイクを洗車できます。
親族や友人との関係性にもよりますが、気軽に相談、利用できる点は魅力です。
自宅と同じく、準備をすれば好きな洗車道具を使用できる点も見逃せません。
ただし、定期的に利用する場合は、親族や友人への気遣いが必要です。
もちろん、近隣住民や通行人への配慮も求められます。
お礼に手土産を持参すると、コイン洗車場より割高になることもあるでしょう。
定期的、継続的に利用することは、難しいかもしれません。
バイクの洗車に利用できない場所
バイクの洗車場所を確保できない方の中には、公園などの公共施設を利用すればよいと考えている方がいるかもしれません。
気持ちは理解できますが、公共施設での洗車は控えるほうがよいでしょう。
シャンプーや大量の水を使用するため、公園を利用する方などに迷惑をかけてしまうためです。
罪に問われなくても、マナー違反と考えられます。
水道が使用できない場所でバイクの洗車は可能?
洗車場所を確保できない方は、どうすればよいのでしょうか。
基本の対策として、水を使用しない(またはほとんど使用しない)水なし洗車があげられます。
水なし洗車の主なメリットは次のとおりです。
【メリット】
- 洗車による錆を防げる
- 短時間で洗車できる
ただし、細部の汚れは落としにくい傾向があります。
ボディを傷つけやすい点、落としきれない汚れがある点にも注意が必要です。
通常の洗車と同じ効果を期待できるわけではありません。
水道が使用できない場所でバイクの洗車を行う手順
ここからは、水なし洗車の基本的な手順を紹介します。
手順①大きな汚れを落とす
マイクロファイバークロスなどで、バイクを優しくはたいて、大きな汚れを落とします。
通常の洗車に置き換えると、バイクに水をかける工程にあたります。
ポイントは、バイクを強くこすらないことです。
砂などが付着していると、バイクを傷つけてしまう恐れがあります。擦らずに優しくはたくことが大切です。
手順➁拭き上げ洗車を行う
次に、水なし洗車用のシャンプーをバイクへ吹きかけてから、清潔なマイクロファイバークロスなどで拭き上げます。
上から下へ向かって、パーツごとに行っていくとよいでしょう。
ひどい汚れは、シャンプーを吹きかけた状態で少し待つと落としやすくなります。
時間をおいても変化がない場合は、水なし洗車で落とせない汚れです。
強くこするとバイクを傷つけてしまうため、パーツクリーナーを使用するなど、他の落とし方を検討しましょう。
手順③コーティング剤やワックスで仕上げを行う
最後に、コーティング剤やワックスを塗布します。(作業の手順は製品で異なります)
コーティング剤やワックスの主なメリットは、ボディに艶をだせることと汚れが付着しにくくなることです。
絶対に必要というわけではありませんが、メンテナンスが楽になるため、余裕がある方は水なし洗車時に行っておくとよいでしょう。
関連記事:バイクの「ワックス」と「コーティング」の違いとそれぞれの特徴
バイクの洗車は洗車専門店がおすすめ
ここでは、バイクを洗車できる場所について解説しました。
主な候補として、コイン洗車場、洗車専門店、自宅などがあげられます。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、詳細を理解してから選択することが大切です。
バイクをピカピカにしたい方は、洗車専門店の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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